1.未来の影:十合ヒロシ(SF単行本 A5版169頁 発売中) 価格 ¥2,100(税込) 22世紀初頭、地球人口は150億に達し、人類は慢性の食糧及びエネルギー不足にあえいでいた。その頃稼働を開始した量子時空解析システムが、未来観測データとして100年後の完全凍結した地球の画像を表示した。地球機構傘下の「地球凍結解析・対策機関」は、7つのブロック共同体政府の協力を得て原因究明と対策に乗り出した。膨大な要因分析研究の末、原因は冷たい暗黒物質による太陽核反応の崩壊であり、地上の生命体はほぼ全滅することが判明した。地球機構は対応策をひとつに絞ろうとしたが果たせず、「居住空間の地下移設」、「ヒトゲノムの改良」、「太陽系外惑星への移住」の3項目を、未来の選択肢として決議するに留まった。 かくして地上のゆりかごを追い出された人類は地底、深海、宇宙へと分かれて、未知の領域に一歩を踏み出したのであった。地球の完全凍結!ゆりかごを追われた人類の未来は?
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